原産国

エチオピア連邦民主共和国|猫の原産国

こんにちは。

ご存じですか?エチオピア。

ピスタチオじゃないですよ。

アフリカにある国家の一つなのですが、あの有名なアビシニアンはこちらの国の出身です。

アビシニアンの飼い方・性格・お値段など一挙紹介シャープな顔立ちで人々を魅了するアビシニアン。どのようにお世話をしたら良いのでしょう?...

こちらの記事にもあるとおり、アビシニアンは最も古い猫と言われている猫種の一つで、壁画が描かれている時代からいたともいわれています。

ですので、エチオピアの人々が掛け合わせをしたとか、特別保護していたとかそういう事ではなさそうです。

そういった特別扱いではなく、いつもすぐそばにいて寄り添ってきた関係なのかもしれません。

そんなアビシニアンが暮らしていたエチオピアがどんな国なのか、調べてみました。

1.エチオピアとは

1.1 一般概要

まず場所はこちらです。

海に面していない内陸国ですね。

マークのあるところが首都のアジス・アベバです。ここを中心に、日本の約3倍の面積の国土の中に日本の人口と近い、1億人ちょっとの人々が暮らしています。

ですがエチオピアは超多民族国家で、約80の民族の人たちが暮らしているといわれています。

ですので言語や宗教、食文化等々、あらゆる面で違いがあり、日本人が思い浮かべる”一つの国”という定義とはちょっと違う事情のようです。

通貨はエチオピアブル(ETB)で、2020年3月の時点で1ブルが約3.18円という事ですが、これだけの多民族国家なので街を離れたら通貨にも違いがありそうですね。

旅行の際は要注意です。

面積の大きな国なので、気候は地域によって違いはりますが、概ね、夏には雨季があり一番ひどい時で降水量が200㎜を超えるなど、日本では歴史的な災害級となる大雨が観測されるようです。

気温に関しては、高地にあるため年間を通して20℃程、湿度も低いのでちょっと肌寒いくらいの過ごしやすい気温です。

山のせいか風があり、秋から初夏にかけてはそよ風程度ではありますが常に肌で風を感じることになるようです。

つまり、年間を通して風か雨のどちらかを常に感じる、自然環境に恵まれた場所となっているのですね。

1.2 外交

エチオピアにはアフリカ連合や国連アフリカ経済委員会などの本部が置かれており、アフリカ地域の発展のための基礎が集まっています。

2017年からの5年間、世界保健機関(WHO)の事務局長を務めるテドロス・アダノム氏もエチオピアの出身。

アフリカの発展と他国との関係に尽力しているようです。

1.3 産業

エチオピアはその広大な土地もあってか、農業が盛んな国です。

穀物類はもちろん、綿やサトウキビ、花や動物の皮革なども生産しており、それらを世界各地へ輸出しています。

逆に世界からは、自動車や機械類を輸入しています。

少し前までは干ばつにより作物の育ちが悪かったり、周辺国からの難民などにより大きな経済的なダメージがありました。日本からも累計で数十億にもなる援助を支出しています。

しかし数年前から政府主導の元で経済対策を打ち出し徐々に回復してきているようで、その中で、農業中心の産業から工業中心へとシフトしていく計画もあるそうです。

何年かたったらこちらの記事は更新することになるかもしれませんね。

1.4 ルーシー

人間の先祖をご存じでしょうか。

ヒトは猿から進化したというのはみなさんご存じかと思いますが、現在発見されている最古の人類の祖先がルーシーだと言われています。

ルーシーは1974年にエチオピアの北東部で、化石人骨として発見されました。

最初期のアウストラロピテクスとしては最も多い40%もの部分が残っていて、現在はエチオピア国立博物館に保管されていますが、作成されたレプリカがいくつかあり、研究施設などに保管されているそうです。

実は私も見たことがあるんです。日本で。

とても小さい頃の話であまり詳しく覚えていないのですが、少女と言えるサイズの人骨に、隣に犬の骨が一緒にあったのを覚えています。

説明書きの文章に最古の人類だとか人類の始祖だみたいなことが書いてあった気がするのですが、今思えばあれはレプリカですらなく、ただの想像で作った展示物だったと思います。

古代の人類の暮らしをイメージして作った等身大のジオラマみたいなやつ。

だけどあれは、おそらく私が生まれて初めて見た人骨だったのです。興味とか恐怖とか、そういった感情は一切なくただぼんやり眺めて”むかしのひと”と”ルーシー”という単語だけを認識してそれで終わりだったような気がします。

それっきり、人類の起源とかルーシーとか何の関係のない人生を送ってきたのですが、このような形で思い出し、ちょっと縁を感じています。

研究機関によってはルーシーは現在の人類とは直接関係ないとの研究結果を発表しているところがあったり、人類の始祖はアルディという名の、ラミダス猿人だという研究発表をしているところなどもあり、人類の研究はまだまだ続きそうです。

1.5 ナイル川

ナイル川。

その名を聞いたことがない人はいないのではないでしょうか。

言わずと知れたアフリカ大陸最大の川です。

長さは約6650km、面積は約2,870,000㎢もあります。

日本の、北海道の先端から沖縄までが約3500kmですので、倍とはいかないまでも、その長さがいかに長いかはお分かりいただけるかと思います。

そのナイル川、青ナイル川白ナイル川という2つの源流があることはご存知でしょうか。

白ナイル川はウガンダ、ケニア、タンザニアに跨るアフリカ最大の湖、ヴィクトリア湖が源流とされていて、白く濁っています。

一方青ナイル川は、エチオピアのタナ湖を源流とする流れで白ナイル川に比べると透き通った色をしています。

この2つの川の色が違うのは、川の水に含まれる成分が違うため。比重も違うので、川が合流しても簡単にまじりあうことがなく、季節などにもよりますが、2色の水が隣り合わせのまましばらくの間流れているそうです。

青ナイル川の元、タナ湖の場所はこちらです。

白ナイル川の元、ヴィクトリア湖はここ。

2つの川が合流する街、ハルツーム(スーダン)がここ。

その後流れに流れてエジプト・カイロを通って地中海に流れていきます。

なんて壮大な流れなんでしょうか。

日本の倍近い長さがあるというのも頷けますし、カイロでナイル川を見渡すクルーズ観光が人気だというのも良くわかります。

ちなみにエジプトではエジプシャンマウという猫の出身地でもあります。

エジプトと共にご紹介していますので、ご興味があればこちらからどうぞ。

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実は、このナイル川を巡ってエチオピアとエジプトは関係を悪化させています。

ナイル川の上流に位置するエチオピアは、ダムを建設し水力発電を行うことで電力資源を得たいと考えていて、2017年から着工しています。

対するエジプトはナイル川の下流に位置する国で、国内の水の需要を100%ナイル川に依存しているため、上流でダムを造られては自国の水の供給に悪影響を及ぼすとして大反対しました。

ナイル川に水資源を依存している国はほかにもありますが、最下流となるエジプトにとっては本当に需要な問題なのです。

流れが滞ればエジプトという国自体の存続が危ぶまれるくらいです。必要とあれば軍事力の行使もいとわない。という強固な姿勢を持っています。

他のナイル川流域諸国も当初は同じ理由で反対していましたが、エジプトのダム建設の目的は水力発電

流れを止めては発電ができないのでその可能性は低い。むしろ、発生した電力の恩恵を受けるメリットの方が大きいのでは。という意見が出ているようです。

アフリカ諸国はどうしても電力事情に厳しさを抱えています。

そこが改善されて、安定した電力が得られれば国の安定した繁栄につながります。

それはぜひとも享受したい。でも、水流を決める権利を他国に握られるなんて嫌だ。

そういった各国の思惑を含みながら、”大エチオピア・ルネサンス・ダム”の工事は進み、2022年には稼働を始める予定とされています。

2.歴史

かつてエチオピアがあった地域はメネリク1世が治めるアクスム王国という国でした。

紀元前の話です。

歴史の中で王朝の移り変わりや内戦、国内統一などを経て、19世紀ごろから世界の情勢に巻き込まれ他国との戦争を行うことになっていきます。

1923年には国際連盟に加入するなど世界の国々と足並みを合わせていきますが、1936年、イタリア軍の侵略を受け首都アジス・アベバが占領されてしまいます。

苦節あれど5年たってようやく奪還。そんなこともありましたが、アフリカ大陸の国では唯一、植民地とされることなくずっと独立を守った国ともいわれています。

その後も国際社会と馴染んでいこうとするのですが、どうしてもお隣エリトリアとは折り合いが悪く、第2次世界大戦後にも10万人を超える犠牲者を出すエチオピア・エリトリア国境紛争が勃発する、など悪い情勢が続いていました。

2000年には国境の明確化、その国境に近づかないことなどを含んだ停戦合意を締結しましたが、その後2国間の関係に改善は見られず、様々な出来事をきっかけに対立を激しくしていました。

しかし2018年に首相に就任したアビィ・アハメド・アリ氏が、エリトリア大統領と首脳会談を行い戦争状態の終結を合意。外交関係の回復を行うなどして現在は正常な関係を保っています。

アビィ首相はこのことが評価されて2019年ノーベル平和賞を受賞しています。

3.日本との関係

日本とエチオピアは大変友好な関係にあります。

民間の交流もさることながら、要人の往来や国際支援なども頻繁に行われています。

外務省のホームページによると、エチオピアの大統領宮殿内には日本庭園があり、茶室とコーヒーハウスがそれぞれあるのだとか。

エチオピアはコーヒーの輸出も盛んなこともあり、上皇上皇后両陛下や安倍総理大臣なども訪れているそうです。

茶室の写真は外務省のホームページにもありますよ。

4.観光

現在のエチオピアは気軽に観光で行けるような場所ではないようです。

外務省の安全情報ページでは、隣国であるソマリアとエリトリアの国境付近には退避勧告が出ています。

その他のエリアでも近年の中東諸国の内情により危険が高いとされ、渡航中止の勧告が出されています。

残念ではありますが、いつか解除されて渡航できるようになったらどんな予算で行けるのでしょうか。

調べてみました。

比較のため複数のツアー会社で調べてみたかったのですが、ちょっとマイナーな旅行先のためかじゃらんnetでしかヒットしませんでした。

その結果がこちら。

平日に一週間旅行した際の往復航空券とホテルの代金です。196,211円

一週間の海外旅行考えると打倒なお値段のような気がします。航空券もホテルも、高すぎないものを選びました。

航空券に関しては、一万円くらい値を下げることもできたのですが、そうなると乗り継ぎがヨーロッパとなり、片道40時間近くかかります。

逆に言えば一万円支出することで、ドバイの乗り継ぎに変えて片道22時間前後に短縮することができるのです。

18時間の差は大きいです。

経由したヨーロッパの国で少し遊んでいきたい、というのであれば話は別ですが、そうでないのならドバイなどの中東国を経由するルートをおすすめします。

もちろんお金に余裕がある方は、安心の日系航空会社を選択してもいいですし、ホテルのグレードをあげてリッチな気分を味わっても良いですね。

その当たりは、同行者やお財布と相談しながらお選びください。

試しにルートを検索してみたい方はこちらからどうぞ。

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5.まとめ

アビシニアンのアの字も出てきませんでしたが、エチオピアがどんな国かはお分かりになりましたでしょうか。

エチオピアの旧名がアビシニアなのでアビシニアンという名前になったんですよ。

そのアビシニアンの長毛種がソマリ。こちらはお隣ソマリアから名前をもらっています。

ソマリとソマリアは何の関係もないのですが、アビシニアンと似ている猫だから、アビシニア(エチオピア)と近い(似ている)国から名前をもらおう。という理由で命名されたそうです。

そんなギャグみたいな理由で名付けられたソマリと、ソマリアについてはこちらの記事からどうぞ。

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どんぐり
猫が飼いたいアラサー独身女性。 今は動物が飼えない状況だが、いつの日か猫をお迎えする時のために勉強中。