原産国

ソマリア連邦共和国|猫の原産国

こんにちは。

ソマリという猫をご存じでしょうか。

人気の猫種TOP10にランクインしやすい人気の猫なのですが、実はアビシニアンの長毛種なんです。

ソマリについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

ソマリの飼い方・性格・お値段など一挙紹介アビシニアンの長毛種となるソマリ。見た目の愛らしさ以外にも、性格やお世話の仕方もそっくりです。...

そしてアビシニアンはアビシニア(現在のエチオピア)で生まれたことからその名がつきましたが、よく似たソマリはエチオピアの隣にある国、ソマリアから、近いとか似ているなどの理由で命名されました。

アビシニアンとエチオピアについてはこちらからどうぞ。

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実際ソマリとの関係は何もないのですが、ちょっと過酷な事情を持つ国でしたのでご紹介させていただきます。

ソマリア

1.ソマリアとは

1.1 一般事情

まず場所はここです。アフリカ大陸最東端ですね。

“アフリカの角”と呼ばれているそうです。

マークのある場所が首都のモガディシュです。石油産出国も近いですし、動物王国もたくさんあって意外といろいろ楽しめるのでは?と思ってしまいます。

でも赤道と海のおかげで年中を通して気温と湿度が高く、30℃前後のムシムシした日がほとんどです。

そして砂漠が面積の大半を占めているのに風が強いのです。

砂埃が大変そうですね…。

形のせいでわかりにくいのですが、面積は約64万キロ㎡。世界で42番目に大きな国なのです。

61番目の日本より倍近い大きさを持っています。

そこに住む人々は約1400万人。東京都と同じくらいです。

面積は倍くらいあるのに、人の数は東京一個分…。ソマリアが広いのか、東京に人が多すぎるのか、捉え方は様々ですね。

でも、一人当たりの面積が広い分、ぎゅうぎゅう詰めになるストレスは少なそうです。

ソマリ族と呼ばれる彼らは、ソマリ語またはイスラム語を話し、ほとんどの人がイスラム教を信仰しています。

そして、残念ながら外務省の海外安全情報ではレベル4の退避勧告に相当していて、気軽な渡航はできません。

1.2 歴史

最初は北部をフランス、南部をイタリアが管轄する植民地でした。

しかし1960年、第2次世界大戦後多くのアフリカ諸国が独立していく流れに乗って、北と南、それぞれのソマリは独立しました。

そしてのちに合併して、現在のソマリの形になっています。

その後は民族や経済主義の対立による内乱が続き地域ごとに政権を名乗って独立宣言していたり、正式な政権がうまく機能しなかったりと苦しい時代が続きました。

2010年を過ぎたころから徐々に正式な国家運営が進み、新大統領に選任なども行われていますが、いまだ独立を名乗っている地域(国際的には認証されていない)があったりと、内部事情はうまくいっていないところも多いようです。

そんな事情から、日本との盛んな交流などもなく、大使館ですら現在はお隣のケニアが兼任しています。

1.3 日本との関係

規模は小さいですが、日本からは自動車などを輸出、ソマリアからは海産物などが輸入されています。

そして前述の通りレベル4で退避勧告、大使館すら設置できない状況ですが農業、水管理、テロ対策などの支援を行っています。

国際機関を通じても、食糧援助や治安回復、経済活性化支援なども行っています。

代表的なものは首都モガディシュの港の整備で、沈没した船やがれきを引き上げて航路を整備し、貨物運搬能力を高めるなどの支援を行ったことが外務省HPで紹介されています。

1.4 すしざんまい

すしざんまい。ご存じかと思います。CMなどでも見かけますが、手を広げた社長のポーズはいろいろなところで取り上げられていて有名ですし、社長の豪快な性格も人気があります。

すしざんまいについて詳しくは公式ホームページをご覧ください。

その社長、実はソマリアの北部のアデン湾に出没していた海賊たちを壊滅させたという逸話があるのです。

治安の悪いソマリアですが、付近の海上でも同じこと。各国が軍隊を派遣して討伐していましたが、海賊は後を絶ちませんでした。

同じころすしざんまいの社長・木村氏はソマリア近海でとれるマグロを始めとした多様な海産品に目をつけていました。

しかし経済成長が遅れているソマリアは、どんなに漁獲量をあげても適切な保管や輸送ができなかったのです。

漁獲量が上がらなければ利益も上がらず、暮らしは貧しいままです。海賊行為で他人から奪わなければ、日々を暮らしていけない。

だから海賊の数は減らないのだと知った木村氏は現地での漁業を進めて人々に仕事を与え、海賊行為を行わなくても満足できる暮らしが送れるようにビジネスを進めているのです。

そうして満足のいく仕事に就けるようになった人たちはもう海賊行為をする必要がなくなり現地から海賊はいなくなったのだそうです。

これは大変なことです。

国としての支援も行ってはいますが、民間でもこのような活動が行われていたんですね。

2.観光?

観光で気軽に行く国ではありません。

でも何か特別な事情があって渡航を考えたとします。

当然直行便はないので乗り継ぎが必要になりますが、じゃらんnetで探してみたら中東系の航空会社でドバイなどを乗り継げば、片道20時間前後の15万円ほどでケニアに行けるようです。

そこからは陸路ですね。電車が通っているわけではないので、現地の人を雇って車で送ってもらうことになりそうです。

日本の倍の面積の砂漠の国ですから、間違っても歩いたりしてはいけませんよ。

車ですら20時間くらいかかるのですから、歩いたら…。

特別な事情があっての渡航のはずですから、既に現地と話がついていて、専門にアテンドで付いてくれる人やガイドさんがいるはずです。

その人の話はよく聞いて、突飛な行動をとらず安全に過ごしてくださいね。

でも海に面した貿易のある国ですから、もしかしたらきれいな景色やおいしい魚料理なんかがあるかもしれませんね。

3.まとめ

世界一危険な国とまで言われたソマリアですが、国際支援などもあって徐々に治安は回復傾向にあるようです。

地理的な理由だけで猫のソマリが命名されましたが、いつか豊かな暮らしができるようになり、現地の人がソマリに限らずいろんな猫を可愛がれる環境になれたらいいな。なんて思ってしまいました。

 

ABOUT ME
どんぐり
猫が飼いたいアラサー独身女性。 今は動物が飼えない状況だが、いつの日か猫をお迎えする時のために勉強中。