病気

悪性リンパ腫|猫のガンの病気

とら くん
とら くん
あ、今から?
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
うん。ちょっといってくるね…
とら くん
とら くん
きをつけてね

悪性リンパ腫

1.症状

悪性リンパ腫。悪性腫瘍。要は、ガンです。

  • 極端に痩せてきた
  • 元気がない
  • 食欲不振

などの症状が現れます。

実は、私が以前飼っていたハリネズミもこの病気でなくなりました。上記3行で簡単に書きましたが、かなり悲惨な状況でした。

どんな症状が出ていて~なんて考える間もなく、あれ、何だか変だ。と気づいた時にはもう遅く、見れば見るほど、あぁこの子とはもうすぐお別れなんだ。と悟らされる。

そんな状況でした。

猫の場合、ハリネズミよりは体が大きいですし丈夫なので、多少事情は変わってくるかもしれませんが、おそらく大体同じです。

完治することはほとんどなく、診断を受けたらお別れの覚悟を決めましょう。

私のハリネズミは右足の付け根に発生したのですが、発覚する少し前に同じところをペット用ヒーターで火傷していました。また、年末年始で実家に帰省する際、連れて行っていたのですが、慣れない環境に少なからずストレスは感じていたはずです。

何度も行っている場所ではありましたが、それでもいつもとは違う、という環境はストレスだったと思います。

あと、何度行ってもハリネズミのちっちゃい脳みそでは、いつもの場所、なんて覚えてられないと思います…。

足の付け根にできたので、思うように足を動かせなくなり、大好きだった回し車で遊べなくなりました。またかなり大きくなっていて、近くにある腸へ移転していたと思われます。

毎日健康的な排便があったのに、発覚する少し前から、毎日の排便ではなくなった、または色が悪い、などの症状も出ていました。

あんなに食いしん坊だったのに、お気に入りのフードですら半分ほどしか食べられなくなっていました。

体が小さいせいで他の臓器と距離が近いのか、移転も含めて病気の進行が早く、おかしい、と気づいて病院に行ったその1週間後に息を引き取りました。

2.概要

2.1 原因

はっきりとした”これが原因”というものは特にありません。

体の中にあるリンパに、何らかの原因で腫瘍ができてしまう病気で、できた場所によっては体の動きを阻害します。

呼吸系統であれば呼吸困難、腹部であれば食欲不振や下痢、といった感じです。

ストレス、たばこ、ケガ、年齢、あるいは他の病気からの併発など、原因となり得るものは様々です。これは私たち人間とも同じなので想像しやすいかもしれません。

このように、いくつかの原因が重なり、さらに高齢などで免疫力が下がっていると体が腫瘍に勝つことができなくなってしまうのです。

リンパ とは

そもそもリンパって何なんでしょう。

マッサージなどでよく耳にはしますよね。

リンパとは、血液のように体中を巡る系統の事です。流れている液体がリンパ液、流れている管がリンパ管です。

血液、血管と同じですね。

血液は心臓から送られ、体中の細胞に酸素や栄養を届け、また血液の流れに戻り心臓へと流れていきますが、細胞から血液の流れに戻らない水分があります。

これがリンパ液へとなり、リンパ管を通ってから静脈へと戻るのです。

リンパ液には免疫を担当するリンパ球やマクロファージが含まれています。これらは主に体中の至る所にあるリンパ節、という場所で待機しています。

風邪をひいたとき、のどのところのリンパが腫れて…なんて経験がある方もいらっしゃるかもしれません。あれがリンパ節です。のど以外にも体中のいたる所にリンパ節はあります。

体外からのばい菌や異物がリンパ液の流れに乗ってこのリンパ節に到着すると、リンパ球やマクロファージに退治され、その残骸は老廃物として排出されていくのです。

これがリンパの働きです。

2.2 発症しやすい猫種

どんな猫でも発症の可能性はあるのですが、特に発症例が多いのが、

などと言われています。

3.治療

現在有効な治療法はなく、痛みの緩和延命処置、といった内容になってしまいます。

私のハリネズミはステロイド剤の注射によって痛みを和らげました。

1回の注射で2週間ほどはもつ、と言われており、確かにその日は痛みを感じなかったようで大好きな回し車で一晩中遊んでいました。それまで痛みで遊べなかった分を発散するかのようで、私はなんだか注射を続けていればこのまま何年も生きていてくれるんじゃないかと錯覚したほどでした。

しかし、注射が有効だったのはせいぜい二日ほどで、すぐに回し車では遊べなくなり、でも遊びたくて回し車の上でうずくまっていました。あの時の悲しみは今でも忘れられません。

また、ステロイド剤の注射以外にも、抗がん剤の投与や放射線治療などもあるようです。

愛猫の残りの体力や状況に応じて獣医師の判断があるでしょう。

私の知り合い(人間)は、幸運なことに検診によってステージ1での発見ができ、手術により取り除くことができましたが、猫の場合はそうもいきません。しかし、少しでも早い段階で発見、対処することで愛猫の苦しみを和らげてあげることはできるはずです。

もしかしたら、本当に早期発見できた場合には手術による腫瘍の取り除きができるかもしれません。

気になることがあったらすぐに、また、気になることがなくても定期的に検診を受けるなどして愛猫の健康管理に気をつけましょう。

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4.予防

残念ながらこちらも、これをやっておけば大丈夫!といった項目はありません。

先ほど少し述べたように、ストレスやケガ、他の病気からの併発などがありますので、これらの要素を取り除いたり、適切な処置を施すことで腫瘍へ発展してしまうのを防ぎましょう。

ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
ただいまー
とら くん
とら くん
おかえり
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
かいぬしの、たばこが原因だったんじゃないかって
とら くん
とら くん
そっか。たまに公園でも吸ってる人間いるよね。避けて歩かないと…
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
うん。これからはそうする

5.まとめ

日本人の死亡原因ではトップとなるガン。愛猫にとっても脅威となる病気です。

悪性リンパ腫
  • 食欲低下や体重減少がある
  • 完治、予防の方法はなく、発覚したら緩和処置を行いながら最期の時を待つ
  • ストレス、たばこ、併発などから発症することもある

いざ、眠ってしまった相棒を前にするとショックでそのあとの行動なんてできなくなります。

元気なうちに、ちょっと他人事みたいな感覚の内に、最期の時を迎えたらどうすればいいのか、葬儀場などの旅立ちの準備はある程度考えておくことをおすすめします。

6.そのほかの病気

他の病気についてもわかる範囲で調べてみました。

こちらの一覧からどうぞ。

猫の病気猫がかかる病気について、その症状や原因、予防など可能な範囲で調べました。専門的な内容を含みますので、正確なことは専門医等へお尋ねください。...
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どんぐり
猫が飼いたいアラサー独身女性。 今は動物が飼えない状況だが、いつの日か猫をお迎えする時のために勉強中。