病気

慢性腎不全|猫の内臓の病気

とら くん
とら くん
ねこちゃん、おでかけ?
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
うん。おつや
とら くん
とら くん
おつや…どなたが?
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
2ちょうめのじいさん。まえから腎臓がわるくて、もうながくないって、じぶんでは笑ってたけど…ね
とら くん
とら くん
そっか…

慢性腎不全

1.症状

猫の病気としては良く知られた病気の一つではないでしょうか。猫飼い経験者の中には悲しい経験をお持ちの方もいるかもしれません。

まず症状としては、以下のようなものがあげられます。

  • 水を飲む量が増えた
  • おしっこの量が増えた
  • 体重が落ちた
  • 貧血

症状が現れていなくても、7歳以上の高齢の猫であればかなりの割合で腎機能は低下しています。

どの症状も腎不全以外の病気にも起こる症状ですので、これらの症状に気付いたとしても、落ち着いて獣医さんへ連れていき、正確な診断を受けましょう。

2.原因と概要

腎臓がその機能を十分に働かせることができなくなる病気です。

慢性腎不全では数か月以上かけて徐々にその機能が失われていくのに対し、1日で失われてしまう急性腎不全もあります。

こちらの場合は前触れなく突然発生し、対処の仕方がちがいます。別記事として準備中ですので、出来上がったらお知らせいたします。

腎臓の働き

腎臓では、血中にたまった老廃物がろ過され、きれいになった血液は体内に戻されて、ろ過された老廃物が尿の元として残ります。

この尿の元から、さらに必要なミネラルや水分が体内へ戻されるので、不要なミネラルや老廃物のみが残った尿ができあがり、体外へと排泄されていきます。

これらの働きにより、

  1. 体内の老廃物を取り除く
  2. 体内のミネラルや水分量を調節する

という役割を担っています。

慢性腎不全では、上記の腎臓の働きが徐々に失われていくため、

①ろ過が上手くできずおしっこの量が増える(必要な成分や水分が排出される)

②水をよく飲む(排出されてしまった水分を補う)

③ろ過する量が増え腎臓に負担がかかる(腎機能低下が加速)

といった悪循環が進行していくイメージです。

アビシニアンペルシャなどは、遺伝的に腎不全が発生しやすいと言われていますが、品種に限らず、老齢化により体の機能が弱くなっていくことで品種に限らず発生しています。

他にも他の病気からの併発や、AIMの機能不全から発症すると言われています。

AIMとは

東京大学の教授により研究され、Apoptosis Inhibitor of Macrophageと名付けられた白血球の一種が、腎臓病の治療に有効であることが発見されました。

簡単にご説明しますと、腎臓病の原因となる死んだほかの細胞が詰まっているところを発見し、体内の掃除屋さん(マクロファージ)に連絡。早期に取り除いてもらう。というような役目を持っています。

このAIMの働きが弱くなってしまうと腎臓病の原因が取り除かれないため、AIMの回復処置を行うことで腎臓病の治療につなげる研究がされています。

将来的にはヒトの治療へも発展も期待されているようです。

具体的な内容はライフサイエンス新着論文レビューをご覧ください。

3.治療

一度失われた腎機能は回復しませんので、現状維持を目的とした治療が行われます。

貧血や高血圧などを併発することもありますので、症状に応じた薬の投与や療法食、透析、日本では症例は少ないですが、腎臓移植なども行われます。

4.予防

腎臓に負担をかけないよう、

  1. 日ごろから水分を良く摂る
  2. スムーズに排泄できるようトイレはいつも清潔にしておく
  3. 腎不全予防の療法食を与える。

などの対応ができます。

日ごろから水分を良く摂る。に関しては。水飲み容器に水を入れておいても良いのですが、長時間置いておくとホコリが混ざったり雑菌が繁殖したりします。

フィルターを通るファウンテンタイプのものにしておけばその心配もないので安心です。

このようなタイプですね。仕事などで家を空けるときなどにも安心ですので導入しているお宅は多いそうです。

②のトイレを清潔にしておく。というのも、大切です。

猫はトイレが汚れているのを嫌うと言われています。いつまでも汚れたままのトイレを使うのを嫌がり、排泄を我慢してしまうことで排泄に関する病気を引き起こしてしまうのです。

こまめに掃除することが大前提なのですが、愛猫がトイレを済ませると自動的に排泄物を除去してくれるトイレマシンがあります。

 

こちらは少々お高めなので、自分でお世話ができるようであれば必要ないかもしれません。

しかし、旅行や出張などで留守にしがちな方に関しては、自分の代わりに掃除してもらうために、購入を検討してみても良いかもしれませんね。

③の療法食を与える。に関しては、いくつかのキャットフードメーカーから腎不全の愛猫に向けたフードが販売されています。

【キャットフード】換毛期など抜け毛を飲み込む猫にあげたい一品へアボールを防いで結石をできにくくし、腎臓の負担も軽くするフードをチェック!...

こちらもその一つですし、お気に入りのフードがすでにある場合は、おやつのゼリーとして与えられるタイプのものもあります。

愛猫の腎不全を予防するおやつサプリメント 毎日腎活愛猫の腎臓のためには、お水にトイレにサプリメント。病気になる前にお試しください。...

早い段階からケアを始めることで発症した場合でも軽度で抑えることができます。猫の死因トップとまで言われる腎不全を防ぐためにも、可能な限りのケアをおすすめします。

ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
じいさん、としだったから仕方なかったかもしれないけど、さみしいなぁ
とら くん
とら くん
そうだね。ねこちゃんは、ぼくがいなくなったらさみしがってくれる?
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
とら くん
とら くん
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
とら くん
とら くん
しょぼん

5.まとめ

猫のお世話をするにあたって必ず耳にする言葉ですので、いまさら、と思った方もいるかもしれません。

慢性腎不全
  • 水を大量に飲んだり、おしっこの量が増える
  • 遺伝的に発症しやすい猫種もあるが、高齢により発症することも多い
  • 現在回復治療はない
  • 研究によりAIMという白血球により、治療が進むかもしれない
  • 予防のために水分や療法食を摂取することも大事

日ごろの愛猫の行動を観察し、定期的に獣医師の診断を受けて予防につなげるのが良いのかもしれません。

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6.そのほかの病気

他の病気についてもわかる範囲で調べてみました。

こちらの一覧からどうぞ。

猫の病気猫がかかる病気について、その症状や原因、予防など可能な範囲で調べました。専門的な内容を含みますので、正確なことは専門医等へお尋ねください。...
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どんぐり
猫が飼いたいアラサー独身女性。 今は動物が飼えない状況だが、いつの日か猫をお迎えする時のために勉強中。