病気

心筋症|猫の心臓の病気

ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
ただいまぁ…
とら くん
とら くん
おかえり。おそかったね
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
うん。いっしょにあそんでた友達が、きゅうにくるしくなっちゃって病院につきそってきたの
とら くん
とら くん
ええ!大丈夫だったの!?
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
うん、おくすりもらってかえってきた。でももうたくさん遊ぶことはできないって…
とら くん
とら くん
そっか…

心筋症

1.症状

  • 元気がない
  • 息が苦しそう
  • 動くとすぐに息が上がり、口呼吸をする

愛猫にこんな症状はありませんか?他にも似た症状を起こす病気はあるので簡単には判断できませんし、単純に高齢になって体力が落ちただけかもしれません。

しかし実際に心筋症であった場合、場合によっては心不全となって死んでしまう可能性もあります。

特に猫の口呼吸は非常に危険で、その場ですぐに病院に連れて行かないといけないほどの危険信号だと言われています。

明日になってから…などとせず、すぐに連れて行ってあげましょう。

2.概要

2.1 原因

心臓の筋肉が何らかの原因で正常な動きができず、安定して血液を体に送ることができなくなる病気です。その原因ははっきりわかっておらず、遺伝疾患によるものだと考えられています。

また、肥大型、拡張型、拘束型の3種類がありその状態は以下の通りです。

2.1.1 肥大型心筋症

心臓の、左心室の筋肉が肥大化することでその容積が小さくなり、一回に送れる血液の量が少なくなってしまう状態です。

原因はわかっていません。

アメリカンショートヘアペルシャメインクーンに多いと言われています。

2.1.2 拡張型心筋症

心臓の筋肉が伸びてしまうことでその力が弱くなり、一度に送れる血液の量が少なくなってしまう状態です。

タウリン不足が原因と言われながらも、タウリンが十分摂取できている場合でも起こっているので必ずしもこの限りではないようです。結局は原因不明です。

シャムアビシニアンに多いと言われています。

2.1.3 拘束型心筋症

心臓の筋肉が固くなって動きが制限されることで、血液をうまく送りだせなくなってしまう状態です。

こちらも原因ははっきりわかっていません。

以上3種類の心筋症がありますが、血液の流れが不安定になるせいで血栓ができてしまい、それが流された先の別の場所で引っかかり血流を止め、しびれや麻痺などを起こした事例もあります。

同じ心筋症でも起こっている状況は違います。安易な判断をせずに獣医師に判断をあおぎ、適切な処置をしてもらいましょう。

発症しやすい猫種

上記のほかにも

に多いと言われていますが、ちょっと発症しやすい猫多くない!?

と思った方もいらっしゃるでしょう。私もびっくりしました。

しかし心筋症には3種類あり、それぞれに発症しやすい猫種、というのもあるので集めると結構な数になってしまうようです。

3.治療

前述のどのタイプの心筋症を発症したかによって処置がちがいます。

それぞれの状況応じた薬を投与し状態の悪化を防ぎ、また血栓ができるのを防ぐための薬も必要により処方されます。場合によっては入院なども必要です。

どれほど重症か、などにもよって対応は変わってきますので、獣医師の指示に従ってください。

4.回復後の対応

現状のところ、完治というのはないようです。

重症化していれば死に至ることもありますが、そこまででなければ状況改善や予防の薬を処方されることになります。その指示に従って、状態を緩和していきましょう。

また、愛猫の精神状態も深くかかわってきます。

私たち人間も、強いストレスで心筋症や不整脈など、様々な病気を引き起こすことがありますよね。愛猫にとっても同じことです。

満足できるおもちゃがない、多頭飼いの相手との相性が悪い、騒音や悪臭が続く、などなど。日々の中で愛猫が嫌がっていることがないか、確認しておきましょう。

ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
おくすりもらってたし、たくさんは遊べないってだけでちょっとならいいって言ってたもんね。また会いにいってこよっと
とら くん
とら くん
むりなく遊ぶなら、ストレス解消にもなるもんね。おちついたら、また会いに行っておいでよ
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
うん。そうする

5.予防

原因がはっきりしないうえ、兆候もほとんどなく、明確な予防策はとれないのが現状です。

愛猫の様子は日々観察し、異常が見られなくても定期的に健康診断を受けて、発症しても早期治療をすることで状態の悪化を防ぎましょう。

ペット保険に入るメリットはずばり「早期発見」詳細はこちらペット保険 資料請求

また、遺伝疾患の場合はDNA検査によって発生の可能性を確認することができます。

いざという時の心の構えにもなりますので、こちらも併せてご確認ください。

DNA検査で愛猫を深く知る Pontely愛猫がかかりやすい病気をあらかじめしておき、予防対策に努めましょう。...

6.まとめ

最悪の場合は死に至るのに、改善策や予防策がない、避けたい病気でした。

心筋症
  • 肥大型、拡張型、拘束型の3種類がある
  • 心臓が血液を送る機能に影響が出るので、すぐに息が上がったり、体を動かしにくくなる
  • 血栓が発生し、べつの病気を併発することもある
  • 有効な予防、改善策は今のところない

日々の観察と健康診断が予防に有効です。少しでも気になることがあったら、すぐに病院に連れていきましょう。

7.そのほかの病気

他の病気についてもわかる範囲で調べてみました。

こちらの一覧からどうぞ。

https://donguriwoods.com/2019/09/24/sick/ 

ABOUT ME
どんぐり
猫が飼いたいアラサー独身女性。 今は動物が飼えない状況だが、いつの日か猫をお迎えする時のために勉強中。