猫雑学

猫の血統書と認定団体

ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
そういえばとらくんはいろんなねことしりあいたいんだっけ
とら くん
とら くん
うん。ねこさんて小さくてかわいくて、でもみんな性格がちがって一緒にいてとってもたのしいんだ
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
なるほどねー。でもねこについてしりたいなら、血統書についてもしっておいたほうがいいんじゃない?
とら くん
とら くん
けっとうしょ?

猫の血統書

1.猫血統書登録団体とは

1.1 概要

現在、日本で猫の血統を登録する団体は主に4つあります。

よく犬や猫について、”血統書つきの~”なんて言われますが、それらはこれらのいずれかの団体から証明を受けている。という事になります。

団体によって活動地域や認定している猫種、認定基準などが異なるだけで、決してどこの団体のものだから正解で、どの団体の登録なら大したことない。なんてことはありません。

また、血統書がついているから優秀。ついていないからおバカ。なんてことももちろんありません。それぞれに長所、短所があり、それぞれに個性を持つたった一匹の大切な家族であることに変わりはありません。

血統書は猫用のちょっとした戸籍謄本とか住民票みたいなものです。

名前生年月日両親はだれなのか、出身はどこなのか、ブリーダーはだれなのか、カラーは何色なのか、などといった情報が記載されていて、どこのウマノホネなのかがわかる書類になっています。

そしてこの血統書、”所有者(owner)”という項目があるのですが、血統書付きの猫をお迎えしたにもかかわらず、”所有者(owner)”の欄が空欄になっていることがあります。ほんとうなら飼い主であるあなたの名前が書いてあるはずなのに。

実はちょっとカラクリがありまして、ここが空欄になっている場合、所有者は血統書が発効されても、猫の所有者は変わりません。以前のままですよ。という意味です。以前のまま、つまりその猫は血統登録団体が所有しているという事です。

???

お金を出して手続きをし、正式にお迎えしたのに自分の猫じゃない??

どういうこと?

調べてみたのですが、所有者になるためには猫血統書登録団体に入会し、会費を払うことで所有者になる権利が認められ、晴れて名実ともにあなたと愛猫の関係が証明される。という事になるようです。

会費については団体によって違いがあります。

一例として人気のTICAという団体の場合は入会費が3,000円、年会費が6,000円、永久会員だと1,000USD(1USD=110円の場合は110,000円)となり、その他仔猫が生まれたり、各手続きをするごとに数千円の費用が必要になるようです。

しかし所有者ではないから愛猫に関するなんの権限も持っていないとか、知らせがあったら引き渡さなければならないなんてことはありませんし、団体のほうが所有者なんだから愛猫が病気になった時に治療費を支払ってくれる、なんてわけでもありません。

普段愛猫と一緒に暮らす中での影響は皆無と言っていいでしょう。

血統書付きの猫をお迎えした理由に以下に示すような事柄があれば所有者になる必要性も出てきますが、無理をして所有者になることもありませんので、ご自身と愛猫の状況によって判断して下さい。

1.2 血統書を持つメリット

1.2.1 純血種としての証明

やはり何よりもその血筋が証明されるわけですから、自信を持って、審査に合格した混じりのない純粋な血統だ!と言い切ることができます。

ブリーダーの方には当然のこと、熱心な愛好家にとっても大事な証明となりますし、繁殖を行う際にも必要になります。

1.2.2 キャットショーへの参加

キャットショーは世界中で多く開催されている、ブリーダーや愛好家たちの最高のイベントです。

ショーを主催する団体によりその審査対象や項目、基準が変わってきますが、ブリーダーは健康で健全な精神を持ち、よりスタンダードな容姿に近い猫を育て上げ、その順位を競う。というのが基本理念で、日本でもいくつかの団体が頻繁に開催しています。

最近は純血種でなくても何らかの基準を作り順位を競うカテゴリも出てきたようですが、基本的には各純血猫種ごとに、カラーや体型などのスタンダード基準が設定されていますので、これに当てはまる証明のためにも血統書が必要になる。というわけです。

血統書はいくつかの団体が発行していますが、キャットショーに出場するためには、そのショーを主催している団体での登録、発効を受けている必要があります。

1.3血統書を持つデメリット

血統書を持っているデメリットはほとんどありません。

あえて言うならちょっとしたお金がかかる。という部分かもしれませんが、ブリーダーの方などにとっては必要な部分になってきますし、血統書のある猫を取り扱っている、というのはむしろメリットにあたるので、一概には言えないでしょう。

とら くん
とら くん
血統書ってすごいんだね。じぶんの証明なんてかんがえたこともなかったよ
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
とらくんはのらねこだもんね
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
その血統書を発効できる団体はいくつかあるんだけど、メジャーなやつをしょうかいしておくね
とら くん
とら くん
のらねこ…うん。まぁ…

2.TICA

The International Cat Association

後述のCFAとともに、最もメジャーな世界最大の猫の血統登録団体で、日本はこの中の東アジア地区に分類されています。

審査は厳しいですが、世界に通用する歴史あるプロフェショナルな証明という事で人気を博しています。

日本でのキャットショーも各地で多く開催しており、ご興味のある方は公式HPにて日程や場所をご確認の上お申し込みください。

3.CFA

The Cat Fanciers’ Association INC

アメリカのオハイオ州に本部を持つ、こちらも世界最大級の猫血統登録団体です。

アメリカを中心に世界中で有名な団体ですので、こちらの血統証明も人気があります。

日本では日本地区、という区分になり、こちらもキャットショーなど多く開催していますので、ご興味があればぜひ公式ホームページをご確認ください。

4.ICC

International Cat Club

日本における猫の登録団体で、本部は東京ですが各都道府県にその支部を広めています。

血統の登録やキャットショーの運営以外にも、グルーマーを育成する学校の認定なども行っています。

5.ACC

Asia Cat Club

こちらも日本の団体で、中央ケネル事業協力組合連合会という、ペット産業の発展のため設立された団体から、猫に関しての登録やショーを行う部門が独立をしたものです。

設立が2005年とまだまだ若い団体ですが、猫の知識に関する講習会やキャットショーを積極的に行っているようです。

6.その他の団体

1.GCCF

The Governing Council of the Cat Fancy

イギリスの猫血統登録機関

2.FIFe

FEDERATION INTERNATIONALE FELINE

スウェーデンにあるヨーロッパ最大の猫血統登録団体

3.MCBFA

Maine Coon Breeders and Fanciers Association

アメリカのメインクーン専門の愛好家、ブリーダー団体

4.ICA

Indonesian Cat Association

インドネシアの猫愛好家コミュニティ

などがあるようです。

それぞれ活動地域が限定されていて、日本ではあまりなじみがないのか調べてもあまり情報は見当たらず…。わかったことがあり次第、情報を追加していきます。

7.まとめ

とら くん
とら くん
へえぇ~、いろんな団体さんがあるんだねぇ
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
この4つは日本でメジャーといえるぶんだけで、ほかにもある小さい団体とか入れると世界中にもっとたくさんあるんだよ
とら くん
とら くん
すごいなぁ。とらなんて、6種類しかいないから、認定基準も何もないよ
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
とら?茶とらとかきじとらとか?さばとらも?あとは?
とら くん
とら くん
えっと…あの…べんがる、とか…
  • 血統書付きの猫だから優秀、血統書がないからダメということはない
  • 繁殖やキャットショーの目的のためには所有者を記載した血統書が必要
  • 血統書を登録できる団体で、日本でメジャーなところは4つ

血統書付きの猫

なんだかかっこいい響きで憧れてしまいますね。

しかしながらどんな出生であっても大切な家族の一員であることに変わりはありません。

血統書の有無にかかわらず、あなたとあなたの愛猫がお互いに幸せに暮らせる日々をお送りください。

 

ABOUT ME
どんぐり
猫が飼いたいアラサー独身女性。 今は動物が飼えない状況だが、いつの日か猫をお迎えする時のために勉強中。