病気

尿路結石|猫の内臓の病気

ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
い、いたいいたいいたーい!
とら くん
とら くん
ど、どうしたの、ねこちゃん!あ!おしっこが赤いよ!
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
うっ、うっ…最近おしっこする時すごくいたくて、おしっこするのがコワいんだよぉ…
とら くん
とら くん
そんな、だいじょうぶ?とにかく病院にいそごう!!

尿路結石

1.症状

  • 頻繁にトイレに行くのに排尿していない、または排尿まで時間がかかる
  • 排尿時、痛みで鳴く
  • 尿に血が混じったり、キラキラ光ったりしている。

尿路結石の猫にはこれらの症状が現れます。

人間にとっても、尿路結石は三大激痛の一つと言われているくらいなので、猫にとっても相当な痛みがあるのでしょう。

痛みのあまりトイレを嫌がり、膀胱炎など別の病気を併発する可能性もあります。

2.現象

猫の尿は通常ph6.0から6.9の中なのですが、何らかの原因によりこの数値を超えてしまうと、尿の中で結晶が発生、その結晶により尿路が塞がれてしまうことを尿路閉塞といい、尿と一緒に排出されるのを待つことになります。

しかしすでに尿路が塞がれているので尿により排出されることができず、膀胱炎や慢性腎不全につながり、最悪の場合は死に至ります。

猫の場合、尿のph値が6.0以下だとシュウ酸カルシウム由来の結石ができやすくなり、高齢の猫に発生しやすいです。

7.0以上だと、ストルバイト由来の結石ができやすくなり、こちらは子猫や若い猫に発生しやすと言われています。

このストルバイト由来の結石の場合は、軽度であれば食事療法で溶けることもありますが、シュウ酸カルシウム由来のものは一度できたら溶けません

1mmを超えるトゲトゲした大きな石が体内で発生し、膀胱や尿路を内側から傷つけながら排出されていくのです。

この痛みに耐えられずおしっこを我慢したり、鳴いてしまったり、また、傷ついた内部に最近が発生し、別の病気を引き起こす。という悪循環になっていくのです。

ph値とは
ある液体が酸性なのかアルカリ性なのかを表す数値。
1から14までの数値に分けられ、真ん中の7が”中性”、7より小さいと”酸性”、7より大きいと”アルカリ性”となる。

 

ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
と、トゲトゲが…トゲトゲがいたいよー
とら くん
とら くん
ねこちゃん!病院までもうちょっとだから、がんばって!

3.治療

軽度なストルバイト由来の結石であれば食事やサプリで溶かすことが可能です。

尿路結石はほぼすべての猫に発生し得る病気ですので、あなたの猫の血統や年齢に関係なく、配慮した暮らしを心がけてあげましょう。

また、高齢な猫に多いシュウ酸カルシウム由来の結石も、できてしまえば痛いものですが、そもそも形成されなければ痛みはなく健康的に過ごすことができます。

尿路結石に配慮した総合栄養食も多数販売されていますので、これらにより未然に防ぐことも大事です。

残念ながら結石が発生し、上記のような症状が現れてしまった場合は、早く病院に連れていきましょう。

レントゲンや超音波検査によって尿石の位置や大きさを確認し、必要に応じて尿路の洗浄、開腹手術による石の取り除きを行います。

猫が高齢であるほど開腹手術にはリスクが伴います。場合によっては手術ができないこともあります。

繰り返し結石を発生させてしまう猫の場合、投薬により発生を防ぐこともあります。

4.後遺症

軽度であった場合や、手術により改善された場合、再発を防ぐためには

  • 水を多く飲ませる
  • 尿路結石に配慮した総合栄養食を与える

といった配慮が必要になります。

獣医師と相談し、適切な処置を行いましょう。

5.予防

すでに記載しておりますが、尿路結石は尿のph値が基準値から外れることが原因です。

このphを基準値内に調整する総合栄養食やサプリメントを与えましょう。

水を多く飲ませることも大切です。体内の循環をしっかり行い、結晶が小さい早い段階で排出させましょう。

また、肥満を防ぐことも重要です。

肥満になると運動やトイレへの移動を面倒くさがるので排泄を促すことができなくなります。自分の意志で自然な排泄ができるよう、しっかりとした体重管理を行いましょう。

とら くん
とら くん
ねこちゃん、結石なおってよかったね
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
うん。あんないたい思いはもう二度とごめんだよ。いつもおかし食べてばっかりだからいけないのかなぁ
とら くん
とら くん
ねこちゃん最近ぽっちゃりしてきたしね。ちゃんとしたごはん食べなきゃ
ねこ ちゃん
ねこ ちゃん
う…気をつけます

尿のph値が基準を超えることで尿路結石が発生し、重度になると手術を必要とするうえ、慢性腎不全を引き起こし死に至る可能性もあります。
尿のph値を適切にする総合栄養食と水を与えることで尿石の発生を未然に防ぐことが大事です。

尿路結石に配慮したフード【HAPPY CAT】
を別記事で紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

【キャットフード】換毛期など抜け毛を飲み込む猫にあげたい一品へアボールを防いで結石をできにくくし、腎臓の負担も軽くするフードをチェック!...

また、運動不足を防ぐためには日ごろからキャットタワーやおもちゃなどで遊んでもらうことも大切です。

遊べるおもちゃをいくつか準備して、毎日体を動かしてもらいましょう。

6.そのほかの病気

他の病気についてもわかる範囲で調べてみました。

こちらの一覧からどうぞ。

猫の病気猫がかかる病気について、その症状や原因、予防など可能な範囲で調べました。専門的な内容を含みますので、正確なことは専門医等へお尋ねください。...
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どんぐり
猫が飼いたいアラサー独身女性。 今は動物が飼えない状況だが、いつの日か猫をお迎えする時のために勉強中。